市村座
江戸三座
の一つ(項番16参照)。創立経緯は不祥な部分が多いが、寛永11年(1634)村山又三郎が創立した「村山座」の興行権を、初世市村羽左衛門(いちむらうざえもん)が譲り受け、寛文7年(1667)頃「市村座」として創設されたという。
座紋は「丸に橘(たちばな)」、座元は市村羽左衛門、控櫓は桐座(項番17参照)。昭和7年焼失により廃業。
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